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【総合診療だより11号】 12月のコアレクチャーの報告 ~「総合診療だより」では総合診療プログラム専攻医等による活動を報告します~
2021年12月17日 研修医・専攻医・医学生
総合診療カンファレンスでは毎月第1週に総合診療・家庭医療学の考え方のコアレクチャーを行っています。
12月は合田医師による『長期的な全人的関係に基づくケア』のレクチャーでした。
2年以上同一主治医に診てもらっている患者はそれ以外の患者に比べ死亡率が減少することなど、継続的なケアのメリットについての解説がありました。家庭医療学の中で継続性の位置づけ、continuityとlongitudinalityの違いについての解説は知識が整理できるものでした。
急性期病院での研修のみでは聞き慣れない言葉でしたが、同じ地域の異なる立ち位置の医療機関で研鑽を積むことで継続性についても学んでいこうと思えるレクチャーでした。