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『ケースレポートを書こう!-acceptされるために必要なこと-実践編』を開催します
2020年10月28日 研修医・専攻医・医学生
ケースレポートの書き方に関する勉強会「ケースレポートを書こう!-acceptされるために必要なこと-実践編」を11月29日に行います。
丹波医療センターが基幹の総合診療プログラム「兵庫県地域医療総合診療専門医プログラム」の指導医・専攻医メンバーが中心となって行う勉強会です。
①ケースレポートの書き方のレクチャー
②参加者よりケースレポートを目指す症例の提示と論文の書き方にポイントを置いた症例のグループディスカッション(グループ分けしてZoomのミーティングルームでディスカッション)の2部構成で行います。
昨年、日本プライマリ・ケア連合学会の秋季セミナーで6症例の検討を行い、論文化可能であろうと判断した3症例がいずれもPubMed収載誌での英語論文として受理(accept)されています。これからケースレポートを書こうと考えている方、指導の仕方がよくわからない方、是非ご参加ください。
応募フォームは以下のとおりです。
https://forms.gle/mRmHtah7UjLxWSpr9
◎申し込み締め切り 2020年11月15日(日)23時59分
開催日時: 2020年11月29日(日)13時―16時
開催方法: Zoomを用いたweb開催
参加料: 無料(要事前参加登録)
概要:
臨床研究に比し軽視されがちですが、医学研究においてケースレポートが果たす役割は大きく、臨床医学を切り拓いてきたのはケースレポートです。しかし、臨床研究に比し、ケースレポートはacceptされるのが難しく、paper writingの腕の見せ所で、書き方の原則を知る必要があります。疾患頻度が「稀」なだけでは、論文化できません。企画者らのグループは、PubMed収載誌に多くのケースレポートを掲載していますが、実際のレポートをもとに、どのようにレポートの構成を考えて、acceptされたのかを提示します。また、事前参加予定者からケースレポートを検討している症例を募り、論文化の可否や、acceptされるためにはどのような方向性にすればよいかを実際に指導、例示します。
COVID-19流行のため、初期研修医の方は、専門医プログラムに向けた病院見学が十分できていないこととご察し致します。
兵庫県の“とかいなか”にある兵庫県立丹波医療センター(TMC)は、“世界標準の医療の提供”を目指し、全国的にも教育能力に非常に長けた臨床研修病院として知られています。また、総合診療専門医プログラムは全国でも有数の専攻医数を誇っています。比較的規模の大きな病院での病院総合医、中小病院や診療所で地域に根差した地域医療の展開や家庭医、内科系全般に広く力をつけたい方、他診療科からのキャリアチェンジ・キャリアアップを目指す方等に対応しております。兵庫県立丹波医療センターは隣接するミルネ診療所をはじめ、県内24施設と連携し、学べる環境により自然に臨床能力・家庭医療能力が身に付きます。
また、医師の働き方改革にも積極的に取り組んでおり、無理なく専攻医生活が送れます。
見学やプログラムについてのお問い合わせも随時受け付けております。是非ご参加ください。
◎個人情報保護について
個人情報の取扱いについては、個人情報保護法に遵守し、資料送付やご質問の返事、Zoomのリンクお伝えの際に利用させていただきます。目的以外の利用はいたしません。
兵庫県立丹波医療センター
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