新着情報
月1回実施:コアレクチャー(総合診療・家庭医療に必要なフレームワークの共有)について
2025年03月13日 研修医・専攻医・医学生
2024年11月5日に総合診療科専攻医の切石医師に、慢性期の疾患のケアについてコアレクチャーをしていただきました。
切石医師に実際に経験した症例をもとに、「Chronic Care Model(CCM)」を用いた問題解決に関してレクチャーいただきました。
CCMは、1ヘルスケアシテム、2コミュニティ地域との連携、3自己管理の支援、4意思決定の支援、5医療提供システム、6臨床情報システム の6つの要素から構成されており、地域で慢性期の疾患を抱える患者の診療を行う際に、情報提供されて主体性をもった患者と、適切な実践チームとの相互作用で患者アウトカムを改善するモデルです。
本年度から生活習慣病療養計画書を記載配布するようになり、目標の共有や自己管理、意思決定の支援が強化される中、地域にある取り組みの活用、連携などが課題であることが気付きとしてあったようです。
地域の取り組みをリスト化したり、保健師さんなど多職種と情報共有をしたり、普段から地域の取り組みにアンテナを張って参加することを心がけたいと思います。