2024年06月13日 研修医・専攻医・医学生

～「総合診療だより」では総合診療プログラム専攻医等による活動を報告します～

今年度も新たなメンバーを加え、総合診療プログラムも活動していきます。

今回は月1回実施しているコアレクチャー(総合診療・家庭医療に必要なフレームワークの共有）について報告します。

2024年5月に行った初回のコアレクチャーは、我々総合診療医・家庭医にとって根源の概念である『患者中心の医療』をレクチャーしていただきました。

担当は、前年度に当院の新家庭医専門プログラムを修了・総合診療専門医の藤原 稜医師です。

Stewartらの提唱した患者中心の医療(Patient-centered clinical method(PCCM))を元に、各項目の解説をいただきました。

この手法は、『患者さんの言うままに』ではなく、患者さんの体験や解釈を理解し、『患者さんの力を引き出す』ための手法です。

様々な場面で利用することができ、全人的に理解することで、解決を導くことができるように、心がけたいです。