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【総合診療だより36号】 3月のコアレクチャーの報告
2024年05月30日 研修医・専攻医・医学生
~「総合診療だより」では総合診療プログラム専攻医等による活動を報告します~
毎月第一火曜日に総合診療科専攻医により、総合診療の考え方の中心となる理論を勉強するコアレクチャーの勉強会を行っています。
3月は 専攻医研修を修了し、総合診療専門医を取得した京谷医師による「医療者自身のケア」についての講義でした。
医療者のウェルビーング(幸福)は患者ケアに直接影響し、医療現場でのバーンアウト(燃え尽き症候群)は深刻な問題となっています。
今回のレクチャーでは、ウェルビーングの構成要素や改善方法、セルフケアの重要性などを分かりやすく説明いただきました。
その上でストレスマネジメントの方法として、マインドフルネス、レジリエンスの向上、心理的安全性確保、働き方改革など個々でもできる対応から具体的な取り組みなどもお話しいただきました。
丹波医療センターでも医師をはじめ医療者の働き方改革をどんどん促進中です。
*マインドフルネスとは、ストレスをためることなく、創造的になるための物事の捉え方、考え方の1つです。
*レジリエンスとは困難をしなやかに乗り越え回復する力