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【総合診療だより35号】 1月のコアレクチャーの報告 ~「総合診療だより」では総合診療プログラム専攻医等による活動を報告します~
2024年02月22日 研修医・専攻医・医学生
2月6日は月に1回のコアレクチャーの日です!1月は長期休暇がありましたので、お休みしましたが、2月は「システムに基づく診療」について、コアレクチャーを行っていただきました。担当したのは、藤原 稜医師で、診療組織内のシステムの課題を分析する方法、改善するための実施手法、評価方法などの、フレームワークをレクチャーしていただきました。基本であるPDCAサイクルから始まり、問題解決の8 STEPや目標設定のSMARTなどを共有していただきました。診療をしながら、診療組織内のシステムについて、「ここを改善したいなぁ」と思ってもなかなかうまくいかず、手がつけられないことも多くありますが、「小さな改善から取りかかることが大事」「実績をつみ、周囲の人がわかってくれて、伝えていくことが重要」とメッセージをいただきました。小さなもやもやや、改善できる点を日常診療でみつけて、日々取り組むことが、第一歩だと思いました。藤原医師は総合診療医専門医を取得し、家庭医としての専攻医最終学年であり、実体験に基づいた素晴らしいレクチャーでした。