2023年06月13日 研修医・専攻医・医学生

5月末に、第1回　リサーチミーティングを行いました。
今年度より赴任された林 医師は、これまで基礎医学や橋渡し研究を経験しており、今回は「研究 HOW TO」と題してレクチャーを行っていただきました。
普段診療をしている医師が研究を通して医療を進歩させる意義、診察・診療をしながら研究を行う意義を見直しながら、具体的な臨床研究の進め方についてアウトラインをお話ししていただきました。
研究と聞くと、大学や大学院のイメージが強いかもしれません。しかし、総合診療や家庭医療の分野についての研究は、診療所や当院のような地域の病院でも実行する意義があり、近年重要視されています。また私たち総合診療・家庭医 専攻医の学修要件にもなっています。すでに臨床研究を行い、学会発表や論文発表をしている医師も多数いますが、我々専攻医にはまだまだハードルが高いと感じている分野でもあります。しかし、このレクチャーのあとは研究を身近に感じることができ、研究に興味を持つ医師も出てきました。
提供する医療・診療の質をあげる意味でも、研究は不可欠な分野です。丹波から世界へどんどん発信できるよう励みたいです。