2022年03月08日 研修医・専攻医・医学生

【総合診療だより16号】　3月のコアレクチャーの報告

～「総合診療だより」では総合診療プログラム専攻医等による活動を報告します～

総合診療カンファレンスでは毎月第1週に総合診療・家庭医療学の（学術的背景に基づく）基本的な考え方のコアレクチャーを行っています。3月は特別会で、今年度家庭医療専門医に合格した水谷直也医師から３年間の家庭医療研修を振り返り、その研修の全体像に関するお話をしてもらいました。総合診療研修・家庭医療研修の開始当初は、なかなか全体像をつかめず、戸惑う専攻医も多いですが、専門研修全体でどのように成長していくことができるのか伝わってくる内容でした。学習到達度を示す評価基準であるルーブリックを羅針盤にしながら、家庭医療を特徴づける考え方、全ての医師が持ち合わせる能力などをどのようにステップアップしていくのか、学ぶべき項目の繋がりが研修を重ねていくうちに徐々にわかってくるという点が後輩の専攻医の背中を押してくれるメッセージでした。