宗教上の理由等による輸⾎拒否に関する基本⽅針
宗教上の理由等による輸⾎拒否に関する基本⽅針
兵庫県⽴丹波医療センターでは、宗教上の理由による輸⾎拒否に対して、以下のように対応します。
① | 患者さんの意思を尊重して可能な限り無輸⾎に努めます |
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② | 救命のために医学的に輸⾎が必要であると判断された場合は輸⾎を⾏います |
③ | 「絶対的無輸⾎」を前提とする「免責確認書(同意書)」などには署名しません |
④ | 「相対的無輸⾎」に同意いただけるように努めますが、最終的に同意が得られない場合は、他院での治療をお勧めします |
2019年11⽉13⽇
兵庫県⽴丹波医療センター
参考
絶対的無輸⾎:患者さんの意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸⾎をしないという⽴場・考え⽅。
相対的無輸⾎:患者さんの意思を尊重して可能な限り無輸⾎治療に努⼒するが、「輸⾎以外に救命⼿段がない」事態に⾄った時には輸⾎を⾏うという⽴場・考え⽅。