療担規則等に基づく厚⽣労働⼤⾂が定める掲⽰事項
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を実施している保険医療機関です。
入院基本料等について
当院の看護職員(看護師及び准看護師)等の配置は次のとおりです。受け持ち患者数は重症者や休日などの要因で変わることがあります。
入院料等 | 病床数 | 1日に勤務している看護職員の人数 | 看護職員等1人あたりの受け持ち患者数 | |||
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日勤 (8:30~ 16:30) |
準夜 (16:30~ 24:00) |
深夜 (0:00~ 8:30) |
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急性期一般入院料1 | 202床 | 看護師及び准看護師 | 71人以上 | 7人以内 | 12人以内 | 12人以内 |
看護補助者 | 10人以上 | 25人以内 | 100人以内 | 100人以内 | ||
地域包括ケア病棟入院料2 | 45床 | 看護師 | 9人以上 | 13人以内 | 16人以内 | 16人以内 |
回復期リハビリテーション病棟入院料3 | 45床 | 看護師 | 8人以上 | 15人以内 | 22人以内 | 22人以内 |
緩和ケア病棟入院料2 | 22床 | 看護師 | 9人以上 | 7人以内 | 7人以内 | 11人以内 |
ハイケアユニット入院医療管理料1 | 6床 | 看護師 | 3人以上 | 4人以内 | 4人以内 | 4人以内 |
DPC対象病院に関する事項
当院は、診断群分類別包括評価制度(DPC)の対象病院です。包括評価と出来高評価を組み合わせて計算しています。
医療機関別係数 1.5602 (DPC標準病院群)
(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.3696+機能評価係数Ⅱ0.1156+救急補正係数0.0299)
入院時食事療養(Ⅰ)について
当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
1食につき、流動食のみを提供する場合は605円、それ以外の場合は670円を算定します。
診療明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても明細書を無料で発行しています。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
実費料金(保険外負担)等について
当院では、以下の項目について、その使用量、利用回数に応じた実費又は兵庫県条例に定められた料金の負担をお願いしています(☆は出産関係の費用です)。
項目 | 金額 | |
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診察券再発行料(1枚につき) | 100円 | |
☆★ | 紙おむつ代(1枚につき) |
大 95円 小 89円 |
☆ | 出産介助料 |
時間内 123,000円 時間外 148,000円 休日・深夜 172,000円 |
☆ | お産セット料(分娩・産後セット) | 5,600円 |
☆ | 胎盤処理料 | 1,620円 |
☆ | 新生児聴覚スクリーニング検査料(自動ABR) | 5,000円 |
☆ | 新生児介補料(1日につき) | 10,000円 |
☆ | 新生児被服代(1日につき) | 1,030円 |
☆ | 産科医療補償制度掛金 | 12,000円 |
尿とりパット代(1枚につき) | 25円 | |
ねまき代(1枚につき) | 3,240円 | |
付添食(1食につき) | 670円 | |
文書料(診断書・証明書等1通につき) | 県条例で定める料金(別掲のとおり) | |
診療放射線画像CD作成料(1枚につき) | 1,100円 | |
セカンドオピニオン料金(面談時間30分当たり) (返書作成料等を含む) |
11,000円 (面談時間が30分を超過した場合、 15分毎に2,300円加算) |
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母乳マッサージ・指導料金(1回当たり) | 2,100円 | |
カルテ開示に係るコピー代(1枚につき) | 10円 | |
付き添い寝具料金(緩和ケア病棟) | 1泊1組300円 | |
在宅訪問に係る交通費(1kmにつき) | 37円 |
文書の料金は下記のとおりです(1通につき)
項目 | 金額 | ||
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診断書、証明書その他これらに類するもので医師の判断を要するもの | 産科医療補償制度認定診断書 | 15,700円 | |
自動車損害賠償保障法の適用に係るもの及び人の生命又は身体に関する任意保険に係るもの | 5,500円 | ||
その他のもの | 診断書のうち病状経過等の証明内容が複雑なもの | 5,100円 | |
死亡診断書、出生証明書及び診断書のうち病状経過等の証明内容が簡易なもの | 3,600円 | ||
身体検査の証明その他記載内容が簡易なもの | 2,900円 | ||
証明書その他これに類するもので医師の判断を要しないもの | 診療費明細証明その他これに類するもの | 自動車損害賠償保障法の適用に係るもの及び人の生命又は身体に関する任意保険に係るもの | 4,600円 |
その他のもの | 3,700円 | ||
所得税に係る医療費控除のための証明その他これに類するもの | 2,000円 | ||
入院又は通院期間の証明その他これに類するもの | 2,000円 |
当院で実施する妊婦健診等の料金は下記のとおりです。
項目 | 金額 | ||
---|---|---|---|
妊婦(産婦)健診【助成券使用可】 ☆1~4及び12が基本の健診費用 5~11の検査を実施した場合は、当該検査費用が追加 |
1 | 初回健診(母子手帳交付後) | 25,000円 |
2 | 妊婦定期健診(腹部エコーあり) | 4,000円 | |
3 | 妊婦定期健診(腹部エコーなし) | 3,000円 | |
4 | 妊婦定期健診(胎児心エコー・胎児3Dエコー) | 6,000円 | |
5 | クラミジア検査 | 4,000円 | |
6 | GBS(B群溶血性連鎖球菌) | 3,000円 | |
7 | ノンストレステスト | 2,000円 | |
8 | 血液検査(末梢血一般) | 2,000円 | |
9 | 血液検査(血糖) | 1,900円 | |
10 | グルコースチャレンジテスト(GCT) | 3,000円 | |
11 | 血液検査(HTLV-1) | 2,700円 | |
12 | 産婦(産後)健診 | 5,000円 | |
13 | 新生児聴覚検査 | 5,000円 | |
助産師による妊婦健診等【助成券使用可】 | 14 | 乳房マッサージ | 2,500円 |
その他【助成券使用不可】 | 15 | 分娩予約のみ | 2,500円 |
16 | おっぱい相談 | 2,100円 |
保険外併用療養費(選定療養)について
(1)特別の療養環境の提供について
入院時に特別病室を使用される場合には、次の室料差額の負担をお願いしています。
室料 | 病室番号 | |
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10,500円 / 日 | 4階東(411 412 413 414 419 420 421) 4階西(451 452 453 454 456 457 461 467 468) 6階東(601 602 609 615) 6階西(652 653 660 668 669) 7階西(751 752 753 754 760 768 769) |
32床 |
8,400円 / 日 | 5階東(501 508 516 517 518) 5階西(551 558 566 567 568) 7階東(705 706 707 708 712 713 716 717 718 719) |
20床 |
6,300円 / 日 | 4階東(418) 4階西(455 469) 5階東(503 515) 5階西(553 563) 6階東(604) 6階西(654 667) 7階西(755 767) |
12床 |
※使用料金は、1日単位暦日(0:00~24:00)で計算します。入室日、退室日も各1日料金として計算します。
※外泊中も使用料金が必要となります。
(2)初診に係る特別の料金について(紹介状なし受診の場合)
他の保険医療機関からの紹介によらず、当院に直接来院された初診患者さんにつきましては、初診に係る特別の料金として5,000円(歯科は3,000円)をご負担いただきます。
(3)再診に係る特別の料金について
病状が安定し、他の病院や診療所へ紹介を行う旨の申出を行ったにもかかわらず、引き続き当院での診療を希望された場合などに、再診の都度、2,500円(歯科は1,500円)をご負担いただきます。
後発医薬品のある先発医薬品の処方等又は調剤について
後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。
先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当を、特別の料金として、医療保険の患者負担と合わせてお支払いいただきます。院外処方の場合は調剤薬局にてお支払いください。
ただし、先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金は要りません。
詳しくは厚生労働省ホームページをご覧下さい。
医師の負担軽減及び処遇改善の取組みについて
当院では、医師の負担軽減及び処遇改善を目指し、以下による取組みを行っています。
- 医師と医療関係職種、事務職員等における役割分担の実施
− 初診時の予診の実施
− 静脈採血等の実施
− 入院説明の実施
− 検査手順説明の実施
− 服薬指導 - 医師事務作業補助者の配置
- 医師の確保、診療支援体制の確立
- 予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮
- 当直翌日の業務内容に対する配慮など
看護職員の負担軽減及び処遇改善の取組みについて
当院では、入院患者さん等への適切な看護配置に努めるため、看護師の負担軽減及び処遇改善を目指し、以下による取組みを行っています。
- 業務量の調整による看護師配置
- 看護職員と他職種との業務分担の実施
- 看護補助者の配置による役割分担の推進
- 短時間勤務看護職員の雇用
- 多様な勤務形態の導入
- 妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮(夜勤減免、労働時間短縮等)
- 夜勤負担の軽減など
歯科口腔外科の診療体制について
当院は、病院機能の活用が必要な歯科医療あるいは歯科診療所(かかりつけ医)で対応できない疾患を扱うことを目的としています。
また、地域医療は病院と歯科診療所との役割分担により支えられていますので、一般歯科の患者さんは歯科診療所で受診いただきますよう、ご理解、ご協力の程よろしくお願いします。
当院での歯科口腔外科の診療対象者は下記のとおりです。
- 歯科診療所や他院からの紹介の口腔外科疾患および重篤な基礎疾患を有する患者さん
- 他科や病棟からの依頼患者さん(一般的な歯科治療は原則として歯科診療所に引き継ぎます)
- 障がいのある方(要介護の方を含む)
- 口腔ケアを必要とする手術、化学療法、放射線治療および入院中の患者さん
歯科診療に係る医療安全対策・院内感染防止対策について
当院では、患者さんに安全・安心して治療を受けていただくために以下の取組みを行っています。
- 医療安全管理、院内感染対策及び医薬品業務手順などの医療安全対策に係る指針の策定
- 医療安全対策・院内感染防止対策に係る研修の受講、職員への研修の実施
- AED、パルスオキシメーター、酸素吸入装置、血圧計、救急蘇生セット、歯科用吸引装置などの器具や装置の設置
- 院内感染予防策として、医療機器の洗浄、滅菌に高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)、高水準消毒薬などを使用
- 緊急時の当院 救急科との連携体制
有床義歯の再製作について
当院では、有床義歯(入れ歯)を新しく作った後、6ヶ月間は新たに作り直すことはできません。他院で作られた義歯についても同様です。
患者サポート体制について
当院では、患者さんに対するサポートとして、疾病に関する医学的な質問や、生活上・入院上の不安など、さまざまな相談に対応する窓口を設置しています。
ご希望の方は、1階地域医療連携センター相談員までお申し出ください。
また、患者さんに対し、次のような体制で支援等を行っています。
- 相談窓口と各部門が連携して支援をしています。
- 各部門に患者サポート担当者を配置しています。
- カンファレンスを週1回開催し、取組みの評価を行っています。
- 相談への対応・報告体制をマニュアル化し、職員に遵守させています。
- 支援に関する実績を記録しています。
- 定期的に支援体制の見直しを行っています。
医療安全対策について
当院では、医療安全管理部門(医療安全部)を設置するとともに、医療事故防止対策委員会をはじめとする医療安全管理に関する会議を定期的に開催し、医療安全対策に係る取組みと職員への周知を行っています。 医療安全に関するご相談は医療安全部で承っておりますので、何かご相談等がございましたら、1階相談窓口の職員または病棟看護師にお申し出ください。
院内の感染防止に対する取組みについて
当院では院内感染防止対策について以下のように取組みを行っています。
- 病院に関わる全ての人々を対象として、院内感染発生の予防と発生時の速やかな対応を行うことに努めています。
- 感染防止対策委員会を設置し、毎月1回会議を行い感染防止対策に関する事項を検討します。また、感染防止対策チーム(ICT)を設置し、感染防止対策の実務を行います。ICTとは別に抗菌薬適正使用支援チーム(AST)を組織し、抗菌薬の適正使用の実務を行います。
- 職員の感染防止対策に対する意識・知識・技術向上を図るため、全職員対象とした研修会・講習会を年2回以上行っています。
- 法令に定められた感染症届出の他、院内における耐性菌等に関する感染情報レポートを作成し、感染防止対策チーム(ICT)での検討及び現場へのフィードバックを実施しています。
- 感染症患者が発生または疑われる場合は、感染防止対策チーム(ICT)が感染対策に速やかに対応します。また必要に応じ、通常時から協力関係にある地域の他医療機関や保健所と速やかに連携し対応します。
- 感染症の流行が見られる場合には、ポスター掲示などで広く院内に情報提供を行います。
- 地域の病院・医療施設と連携し、各施設の感染対策に関する相談を受け、問題点を定期的に検討しています。また、地域連携ネットワークを強化し、地域の感染対策に取組んでいます。
- 院内感染防止対策の推進のため「感染防止対策マニュアル」を作成し、病院職員への周知徹底を図るとともに、マニュアルの見直し、改訂を行っています。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用について
当院では、入院及び外来において、後発医薬品(ジェネリック医薬品)やバイオ後続品を積極的に採用しています。ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。
※バイオ後続品とは国内で既に新有効成分含有医薬品として承認されたバイオテクノロジー応用医薬品(先行バイオ医薬品)と同等/同質の品質、安全性、有効性を有する医薬品として、異なる製造販売業者により開発される医薬品
一般名処方について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取組みとして、後発医薬品のある医薬品について特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。
コンタクトレンズ検査料について
- コンタクトレンズの装用を目的としている方で、当院に初めて受診した方は初診料291点を、2回目以降の受診でコンタクトレンズ検査料を算定したことがある方は外来診療料76点を算定いたします。
- コンタクトレンズの装用を目的に眼科学的検査を行った場合は、コンタクトレンズ検査料1として200点を算定いたします。
- コンタクトレンズにかかる眼科診療を行う医師:金光聖隆(眼科診療経験20年以上)
院内トリアージの実施について
当院救急外来では、受付順によらず患者さんの重症度により診察の順番を変更させていただくことがあります。緊急度判定支援システム(JTAS)を使用してトリアージレベルを判断しています。
禁煙外来について
当院では、禁煙をしたいのにどうしてもタバコがやめられない方に禁煙のお手伝いができるよう、禁煙外来を設けております。ご希望の方は主治医又は受付までお申し出ください。
透析患者さんの下肢末梢動脈疾患に対する取組みについて
当院では、慢性維持透析を行っている患者さんに対し、下肢末梢動脈疾患に関する検査を実施しています。検査の結果、専門的な治療が必要と判断した場合は、その旨をご説明し同意をいただいた上で、連携医療機関へ紹介させていただきます。
下肢末梢動脈疾患に関する連携医療機関:神戸大学医学部附属病院
外来腫瘍化学療法診療料について
当院では、外来化学療法を実施するために、専任の医師、看護師、薬剤師を配置しています。外来化学療法を実施している患者さんからの電話等による緊急の相談等に24時間対応できる体制を整備しています。また、実施される化学療法のレジメンの妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。
退院支援について
当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、入院時から退院困難な要因を有する方々に対して退院支援を行っています。担当者の詳細は各病棟に掲示しています。
病棟薬剤業務について
当院では、薬物療法の有効性と安全性の確保のために、各病棟に専任の薬剤師を配置しています。担当者の詳細は各病棟に掲示しています。
栄養サポートについて
当院では、多職種の専門スタッフで構成されたNST(栄養サポートチーム)が、入院患者さんの状態に応じた診療と栄養管理を行っています。